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情緒。





KADOKAWAやライブドアブログの協力もあり、読者さんが感想ツイートを書いてくれたりまわりの人に広めてくれたおかげで『殺さない彼と死なない彼女』はたくさんの人に見てもらうことが出来ました。
それでも実写映画化するような数売れているわけではありませんから、本を出したあと人から次の目標は等ときかれた時に私は「映像化したいですね」と言いながら(無理だろうな)と思っていました。
映像化を叶えてくれたのは私ではなく皆さんです。
私は1人では何もできません。
KADOKAWA映像部の方が頑張って動いてくれて、小林監督が「良いものを作ります」と言い切ってくれて、間宮祥太朗さんや桜井日奈子さんやとても素敵な役者さんたちが受けてくれて、映画は書ききれないほどたくさんの人が関わってくれています。
実写ということで最初私もどういう風になるのかイメージがあまりわかず、「してほしくなかった」という声もたくさんあるのだろうなと覚悟していました。
一緒に喜んでくださいなんて言えないし私の感情も喜びだけではありません。まずは発表するのがとにかく怖かった。
でもやっぱり実写化は無理という意見については原作を愛してもらってるからこそ出るものであることを理解していますが実写が悪いものであるような言い方は良くないし、あなたまだ見ていないでしょうとどうしても反論したくなってしまいます。
記事なんかでは爆発的人気とか毎回すごい風に書いてもらってますが世間的に見て決して流行っていると言えない私の作品が映像になるというのは奇跡的です。
現在とても良い映像が撮られてる最中です。
光を大切にされた大変綺麗な画です。
4コマで全てが繋がっていない話を1本の映画にするのは大変な作業だったと思いますが漫画とはまた違った良さがたくさんあります。
こないだ撮影現場にお邪魔させて頂くと部屋に人がぎゅうぎゅうで、私はその場の皆さんに「ありがとうございますよろしくお願いします」としか伝えることが出来なかったけど本当に人に恵まれているんだなと感動しました。
撮影見学の日のこともまたいつかブログにしますね。
気にして見てくれて、私の言葉をきいてくれてどうもありがとう。


本をまだ読んでない方は是非、ツイッターにはない結末が描いてあるので本を読んでから映画を楽しみに待ってくださると嬉しいです。






よろしくお願いします。


なんだか緊張で長くなったし固い文章になっちゃった!!!!!!!タハー!




今日のオススメ
折坂悠太『平成』

平成ってタイトル、東京と同じくらい出てもいいのではと思っていたら見つけた曲。
見つけて良かったと思う曲。
もっとたくさんの人に聴かれるべき音楽。
芍薬という曲も素敵です。